なくならない「トクリュウ」犯罪と、いま求められる防御策
2026.02.01

最新のTOPICSなくならない「トクリュウ」犯罪
匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」による事件は後を絶っておりません。
大規模スカウト集団のトップが逃亡した例や、匿名アプリを介した強盗、海外へ人を送り込み詐欺を強要する事件まで、その手口は多様化する一方です。
大みそかの池袋で起きた高額トレカ強盗(被害推定額「3千万~4千万円」)や、静岡での緊縛強盗(被害額「現金約1000万円」)も、実行役の背後に指示役が潜む典型例です。
若者がSNSや求人サイトで高額報酬に誘われ、犯罪に巻き込まれる構図は深刻です。
警察は専従体制や広域連携を強めていますが、抑止には限界があります。
今後は、違法求人の規制強化や金融・通信分野との連携、学校や地域での啓発を通じ、犯罪に「加担させない」社会的対策が不可欠です。
我々警備会社としても、啓発活動に協力するだけでなく、より効果的な防御策について検討し実践、ご提案してまいりたいと思います。
「トクリュウ」防御策
「トクリュウ」の事件の特徴は、短時間で犯行をするスピードにあります。
機械警備、警備会社などの優秀な警備システムでも、発報してガードマンが駆けつけるのに20分前後かかります。
また、ガードマンが到着してもおかまいなく手足を縛り、
大晦日の白昼強盗は、ガードマンがいる、いないとは別に、まるで西部劇時代の銀行強盗のようです。
このスピード犯罪を阻止するには犯行に時間がかかると思わせて諦めさせることが非常に重要です。
以下に諦めさせるのに効果的だと考えられる防御策を例示します。
1. 侵入に時間がかかる構造的対策(物理的防御)
- 窓ガラスの内外に防犯フェンス・面格子を設置
- 防犯合わせガラス(CPマーク)や飛散防止フィルムの導入
- 出入口の扉を二重扉にする、補助錠を上下2か所に設置
- シャッターを電動+内側手動ロックの併用にする
- 屋上・ベランダへの侵入防止用に忍び返し・転落防止柵を設置
- 雨どいや配管を登れない形状・カバー付きにする
2. 上からの侵入・死角対策
- 屋上出入口に施錠付き鉄扉+警報センサー
- 天窓・高窓にも防犯ガラス+開閉センサー
- 隣接ビルからの飛び移り対策として間仕切りフェンス
- 非常階段にオートロック・侵入検知センサー
3. 犯行を「目立たせる」対策(心理的抑止)
- 人感センサーライトを複数方向から照射
- 「防犯カメラ作動中/警備会社契約中」の明確な表示
- カメラはダミーではなく、実際に作動するものを複数台
- 夜間でも店内が見える透明シャッター・照明点灯
4. 時間を奪う・逃げにくくする対策
- 金庫を床・壁にアンカー固定(持ち出し不可)
- 高額商品は複数ロック付きケースに分散保管
- 一定時間開かないタイムロック金庫
- 非常時に自動でシャッターが半閉鎖する遅延装置
5. 内部・人的対策(下見対策)
- 店舗レイアウトを外から把握しづらくする
- 高額品の在庫数や保管場所を従業員間でも限定共有
- 不審な客の滞在時間・動線を記録
- SNSでの高額商品入荷・在庫情報の過度な発信を控える
いかがでしょうか。トクリュウ型犯罪は「短時間・高額・逃走しやすい」場所を狙います。
上記のような防御を行うことで狙われにくくする対策を講じてみてください。
ご依頼方法
STEP 01無料相談
STEP 02スピーディーなお見積り
ご相談内容に基づき、ベストなプランをご提示します。
STEP 03ご確認の上ご契約
お見積内容に納得頂けたら契約締結し、警備に備えます。
STEP 04サービス開始
ご契約通りの警備にあたります。
STEP 05お支払い
警備を無事終えたらお支払いをお願いします。

